焼鳥屋や居酒屋をオープンするにあたり、加盟店に契約した場合、どのような流れで契約をし、開店まで持っていくのかを詳細に知っている方はかなり少ないでしょう。ここでは、千串屋ライセンスグループに加盟した場合、どのようなサポートを受けながらオープンを迎えるのかを説明します。

個人店として開業し、FC店に加盟しない場合でも、やるべきことはほぼ同じ。ただし、サポートがないのがいかに大変なことなのかがお分かりいただけるのではないかと思います。

 

飲食店のオープンは、経験者でもやるべきことの多さに戸惑っている

飲食店のオープンにはやるべきことが多くあります。私たちがサポートさせていただいた中で、すでに自分で何店舗かの飲食店をオープンさせている人がいます。

そのような方でも、実際にサポートを始めると、「あれを忘れていた」「これを忘れるところだった」「このタイミングで準備しておけばいいのか!」ということがたくさん出てきます。これこそ、飲食店のオープンがいかに大変なことなのかの証明ではないかと思っています。

「完全個人開業」に潜む、見えない地雷の数々

少し想像してみてください。これから紹介するすべての工程を、ノウハウのない状態からたった一人で進めるとしたらどうなるでしょうか?

例えば物件選び。不動産業者の言葉を鵜呑みにし、実は排気ダクトの追加工事に数百万円もかかる「ハズレ物件」を契約してしまうかもしれません

融資の面談では、事業計画書のツメの甘さを指摘されて審査に落ち、半年間再申請ができずに計画が完全に頓挫するリスクもあります。

さらに、内装工事や業者選びでも、相場を知らない素人は足元を見られやすく、無駄な初期費用を搾取されてしまうケースが後を絶ちません。実際、私も一軒目の工事では痛い目を見ました。

この安心感を背景に持った上で、いよいよ具体的なステップを見ていきましょう。

 FC加盟からオープンまでの流れ

説明会ご参加

ここからは、FC店に加盟してオープンする場合の流れを説明します。実際には、表を用いて進行をチェックしていきますので、抜けやもれがないようにできています。

説明会ご参加

まずは、説明会にご参加いただきます。基本的には個別で行っていますので、基本的な説明をした後は、さまざまな質問にお応えします。また、試食をしていただき、どういった商品をお出ししているのかを知っていただきます。

加盟申し込みご検討

必要に応じて複数回の面談を行い、加盟の申し込みをご検討いただきます。即断即決派の方もいらっしゃいますし、じっくりと比較検討をして決められる方もいらっしゃいます。ただ、傾向として、決断が早い方が複数店出店など、積極的な店舗展開を実現しやすいように感じています。

加盟申込書提出

加盟申込書に略歴書を添え、実印を押印。その後、加盟申込金の入金をもって、加盟申し込み成立となります。このとき、融資サポートの申し込みもできます。なお、加盟の本契約は物件を契約した後に行うようになっておりますので、ここでお支払いいただく加盟料は一部のみとなっています。

1回目講義(2日間)

出店準備に関する知識を身につけるための講義を、本社にて行います。主には、以下のような内容となります。

  1. 市物件調査方法
  2. 事業計画書の作成方法
  3. 経営に関する事項(雇用・税務関係など)

物件探し、事業計画の作成

5. 物件探し、事業計画の作成

飲食店で成否を分ける大きな要素のひとつに、物件選びがあります。物件そのものの価値(広さやファサードなど)もよく、立地も条件にあっていて、条件もピッタリとなると、なかなか出てこない場合もあります。ここは、根気よく探す必要があります。
その間に、事業計画書の下書きとその店舗で使用予定の帳票類の作成を同時進行で行います。

物件候補精査

条件にあった物件が出てきたら、商圏調査を行います。また、物件の外観・内装の写真を提出いただき、オープン可能かを判断します。

物件決定

物件の最終契約金を支払う前に、弊社のスタッフも物件に足を運び、物件に不備がないかなど、最終チェックを行います。

加盟契約
加盟契約

物件が決まったら、加盟残金と研修費をお振込いただき、本契約となります。このとき、連帯保証人が必要となります。また、最大のノウハウである「焼き場」研修をさせるスタッフがいる場合は、別途、誓約書を書いていただきます。

ロゴ作成

ここまでくれば、あとは開業に向けての動きが本格化します。千串屋ライセンスグループでは、店名を自由に決めることができる「フリーネーム契約」があります。こちらを選択した場合は、このタイミングで店舗名称を確定し、ロゴを作成します。ロゴは店舗のイメージを決める重要なものです。これは、弊社で請け負うこともできますので、用途に応じてご相談いただければと思います。

電話番号取得と電子決済・クレジットカード審査

オーナー様手配で、電話番号の確定をお願いします。また、店舗で使用するクレジットカードの審査も依頼します。これは3~4週間かかりますので、早めに手続きをはじめてください。

 

内外装工事からオープンまで

続いて、内装工事から開店、さらにその後についての流れです。

内外装打ち合わせ、パース作成

内外装打ち合わせ、パース作成

内装工事をする前に、パース(建物の外観や室内を立体的な絵にしたもの)や初回見積もりを出します。物件を見て要望をうかがう必要があり、弊社に依頼されたとしても、およそ2.5週間の時間がかかります。

もちろん、知り合いの業者や地元業者を使っていただいて結構です。また、大家さんから指定業者を使うよう指示がある場合もあります。そのようなときは、弊社にてデザイン監修を行います(有料)。ただし、厨房は飲食店の要とも言うポイントですので、監修を無料で行っています。

銀行への融資申し込み

融資は開店準備でもっとも重要なポイントです。
弊社では、面接の受け方まで指導しています。もちろん、絶対に融資が下りると限っているわけではありませんが、これまでほとんどの方が融資を受けられています。融資の結果は、随時お知らせください。

融資については、以下もご参照ください。

飲食店開業のための事業計画書の書き方と面談対策

リース申し込み

リース申し込み

弊社の融資サポートを利用する場合は、見積書やリース申込書の作成をこのタイミングで行っています。

内装見積もり確定

指定業者をお使いの場合は、初回見積もりが出てきた段階で、工事内容選定考案を弊社スタッフと一緒に行います。

内外装工事着工

細かい部分の設計が決まれば、内外装の工事に着工します。工事業者から工程表が提出されます。これを見て、開店日を決めます。

焼き台発注

弊社は焼き鳥専門店です。ファン作りに欠かせない焼き鳥をつくる焼き台はオリジナルで、製作に約3週間かかります。内装工事が完成するころを納品目安に、本部に発注していただきます。

サーバーなど納品・設定立ち会い

工事中は、さまざまな什器などが納品されます。工事が後半に差し掛かれば、立ち会いが必要なものも納品されるようになります。

現地研修スタート

リース申し込み

工事が終わり、什器・備品類の納品が終われば、現地での研修がスタートします。

販促物の作成概要

サービス券・チラシ・個人用名刺・その他メニュー関連など、必要なものの準備をします。弊社の場合は、すべてサポートしているので、安心です。

ポスティング計画立案

ポスティングは一般的に、出店エリアの2次商圏(約1キロ)の世帯数程度の配布が適当です。この具体的な計画を立案します。

業者探し(紹介)

飲食店はさまざまな業者と契約が必要です。例えば、USENやマット業者、酒屋、備品、食器、求人代理店など。これらの業者を探し出します。もちろん、弊社で加盟契約していただければ、すべての業者を紹介いたします。
また、オリジナル商品(本部発注商品)の発注方法も説明いたします。

メニュー立案

メニュー立案

メニューはメイン商品だけでなく、細かいものまで戦略的な立案が必要です。また、価格設定は一歩間違うと大赤字になり、店舗が短命になってしまいますので、理論に基づいて作っていく必要があります。
弊社の加盟店様には、基本的なメニューはありますので、それを参考にして作成していきます。

開店時、臨時サポート手配

弊社では、最も忙しい開店時に、スタッフを出向させております。これも、加盟店になる最良のサポートなのかもしれません。

開店後3ヶ月検診

開店3ヶ月後に、2ヶ月分の客単価など、売上分析と傾向をお知らせし、対策に役立てます。

その他、SV(スーパーバイザー)が店舗を訪店してさまざまな指導やご相談にのり、順調な店舗運営ができるようにしています。飲食店では、オープン当初は知り合いなどが来て売上げは順調なのですが、その忙しさが過ぎてからが本当の勝負。息の長い商売をしていくために必要なことを適宜アドバイスしています。

 恐怖の「オープンパニック」を乗り切るプロの伴走

千串屋ライセンスグループが強みとしていることに、開店時、臨時サポート手配があります。

飲食店のオープン初日から数日間は、どれだけ入念にシミュレーションを行っても、必ず想定外のトラブルが連続する「オープンパニック」に陥ります。オーダーの通し忘れ、提供遅れ、不慣れなスタッフによる接客のミスなど、厨房とホールは大混乱になりがちです。

もしこの一番最初のタイミングで「提供が遅い」「美味しくない」というレッテルを貼られてしまうと、その悪い口コミはあっという間に広がり、致命傷になります。

千串屋ライセンスグループでは、この最も危険で忙しい開店時に、経験豊富なベテランスタッフを現場に出向させます。

「魔の3ヶ月目」を客観的データで乗り越える

飲食店業界には「魔の3ヶ月目」という言葉があります。オープン当初のお祭り騒ぎや、友人・知人のご祝儀来店が一巡し、真の店舗の実力が売上に如実に表れはじめるシビアなタイミングです。

ここで売上が落ち込んだ時、素人の勘に頼ってむやみに値下げに走ると、あっという間に資金ショートを起こしてしまいます。

感覚ではなくデータに基づいた的確なテコ入れ(メニューの見直しや販促の強化)を行い、SV(スーパーバイザー)が継続的に指導に入ることで、魔の谷を乗り越え、長く儲け続ける繁盛店へと育て上げていくのです。

最後に

いかがでしたでしょうか?

飲食店オープンには、さまざまな準備をしなければなりません。それをパッケージでサポートできるのがFC加盟です。開業を決めたからには、その店が成功することこそが目標のはず。それを協力にサポートできるのがFC加盟の魅力です。

千串屋ライセンスグループに魅力を感じていただけたら幸いです。